今回問題になってしまったのは「メルペイ定額払い」
金額の多寡ではなく、支払い終わっているから。もしくは金額が少額だからと申告をしなかった場合です。

住宅ローンを組む際は、カードのキャッシング、リボ支払い、分割払いを詳細に申告をする必要があります。

そのほかはカーローンや奨学金の借り入れなど。

携帯電話の分割支払いについては1人で3本回線を持っているなどを除けば、そんなにうるさくなくなったようです。(時々により状況は異なりますのでご相談を)

分割払いなど2~3回で終わるから。とか先月終わったから。となっても正しく申告をしないと1ケ月分の金額×12ケ月の支払いと捉えられてしまい、返済比率に大きく影響してきてしまいます。

個人信用情報に完済が記録されるのは、実際に支払いが終わった2~3か月後なわけです。

まだ記録される前に住宅ローンの審査に入ると、細かな情報をすべて申告しなくてはならず、また完済証明も必要となってきます。

今回のお客様はメルペイ定額払いはリボと同等なので、ポイント目当てで少額使ってしまったが完済しているという内容でした。

ところが個人信用情報には割賦残高が記載されている。WEBで完結してしまっているので電話での質問ができない。
マイページや取引画面でも完済証明や残高証明を取ることができない。

カード会社それぞれ対応してくれればよいのですが、ネット社会の今、それが困難になってきています。

結果、少額であったので返済比率にあまり影響されなかったのでなんとかなった次第ですが、住宅購入をお考えの方は、安易にリボ・キャッシング・分割支払いはせず住宅ローンの審査へ進まれた方が良いというお話でした。

実際使ってしまっている場合は完済後、半年程度経過すれば個人信用情報のデータも書き換えられています。

これから先に住宅購入を検討されているのであれば、予算を決めたり、ローンの状況を把握するために事前にご相談ください。