住宅購入する際はほとんどの方が住宅ローンを組むのではないでしょうか
今回は返済比率についてご説明いたします
住宅ローンは年収に対してどれだけ支払っていけるかの審査がなされます。
これは金融機関によって算出の率が異なりますが、年収400万円の方が生活費も考えていくと、年間のローン返済額が300万円にもなってしまったら、明らかに支払えない事がわかりますよね
自己資金をもっていればまた状況がかわりますが、年収の30～35％が利息を含む支払いの上限というのが多い印象です。
年収の40％を超えても住宅ローンが通る事もありますので、ここは不動産会社にご相談してください。
年収の30～35％というのは住宅ローンに限らず、分割でショッピングをしている、キャッシングがある、リボ払い、車のローンなどがあります。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
例として算出してみます。
年収400万円の方の35％は140万円。月に換算すると約116,000円です。
もし借入が何もない状態であれば3600万円程度借入が可能です（金利１％ 35年借入）
ところが！車のローンで月額40,000円を支払っていたとしたらどうなるでしょう
116,000円－40,000円＝76,000円 という計算となり、約2,500万円の借入可能額となってしまいます！
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
もちろんこういった計算をご存知なく、家賃がこれだけ支払えているのだから、住宅ローンも支払できるよ！と考えられて家を探していらっしゃる方も多いのですが、お車のローン金額が高すぎて（無理して短いローン期間で設定しているなど）住宅購入を延期せざるを得ないといった方も実際いらっしゃいます。
住宅ローンを組む前に、一度お借入れ額の洗い出しをしてみて、支払えるものがあれば繰り上げ返済なり、清算なりする事をお勧めしています。
計算が難しいと言った方や、ご自身がどのくらい住宅資金を借りられるかといったご相談も受け付けております。
