日々慣れ親しんでいる私たちですら、漢字の読み方がわからないとか、言い回しが難しくて考えないと何言ってんの?って感じの「重要事項説明書」
でも内容はめちゃくちゃ重要で大切な事が書かれているんです。
この1記事の中ではご説明しきれないので、少しづつご紹介して参ります。
まずはですが、表紙とか2枚目とか以外とどーでもいいです。取引する業者とか売主情報が載っているだけです。何かが起こった時に見直す備忘録のような記載と思って頂けたら良いと思います。ただし正しい情報であることが前提ですが。。。
供託所なんて言葉も出てきますが、不動産会社が倒産したときは、供託(お金をしかるべきところに預けているので)裁判になったらそっちでお金をもらってくださいというような事が書いてあります。
その次あたりから大事な事に移っていきます。
土地の用途であったり地区計画であったり、どんな建物が建てられて(建物が立たない土地もあります)高さの制限はどのくらいで、道路の種類(公道or私道)。。。などなど建築基準法で定められた内容が書かれていたりします。
実は建売住宅やマンションを購入される方はそんなに気にする必要がないというのが正直なところ。
なぜって、現在の建築基準法によって建築され、建築確認・検査済が出ているからです。
気にすべきは近隣の情報や、換地計画・道路の収用予定がないか?など。ここは本当に家が無くなってしまう可能性があるので、どこでも注意深く説明がなされると思います。
これから家を建築されるかたはよく理解していただいた方が良いのが重要事項説明書
建物の建ぺい率・容積率、高さの制限、日影制限、たくさんの制限の中で建築をしなくてはならないからです。
本来、注文住宅を買われる方は、ご希望の間取りをおおまかに決めて土地を探すのが一般的なのですが、たまたま私から土地をご購入いただいた方は皆さん土地が気に入って、あとから間取りプランを入れる方が多かったのですが。。。
希望の間取りが入るかどうかは土地の広さ、形状だけでなく道路の位置関係や条例そのほか様々な要件をクリアしなくてはならないので、とても大変な作業になります。
一般の方にはなじみのない不動産の売買契約書や重要事項説明書。お持ちの方は今一度読み返してみてはいかがでしょうか